最悪の場合の対応策
仮に小惑星の軌道を変えられなかった場合、次に取るべき手段は影響を最小限に抑えることである。
モイスル氏は「この小惑星は“惑星破壊級”ではなく、都市規模の壊滅を引き起こすレベル」と指摘する。そのため、衝突地点を特定し、人口密集地であれば事前に避難を進めることが最後の防衛策となるという。
衝突までには7年半の猶予があり、この間に対策を講じる時間は十分にある。NASAは「小惑星が地球に衝突する確率は約97%の確率でゼロに収束する」と強調しており、現段階での過度な心配は不要だという。
映画『アルマゲドン』では、小惑星の衝突を阻止するために人類が宇宙へ飛び立った。だが、現実では爆破よりも巧妙な方法が検討されている。
今回の衝突確率は低いが、もしもの時に人類の「宇宙防衛計画」は機能するのか。7年半後、私たちは映画の現実で目撃することになるのだろうか。
提供元・TOCANA
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