「緊張してて…」検定中に発揮された馬鹿力が悲劇を招く

教習所に通っている最中、「もし教習車をぶつけたり、壊したりしたらどうなるのだろう」と想像したことのある人は少なくないでしょう。今回寄せられた体験談のなかには、「まさかのタイミングで教習車を壊してしまった」というエピソードが。
「18歳になってすぐに教習所に通いはじめ、順調に路上検定日を迎えました。40年以上前のことで、当時の教習車はハンドル部分にシフトレバーがある3速のセドリック。
いざ検定が始まり、まずレバーをローギアに入れようとしたのですが、なぜかうまく入ってくれません。検定で緊張したこともあり、発進前できずパニックに陥ってしまったんですよね。
力任せにギアを入れようと、歯を食い縛りながら思いっきりレバーを引くと、『グキッ』という異音とともにシフトレバーが折れて……。
その場で検定は中止となり、車はレッカーで牽引され、当然車を1ミリも動かすことなく不合格になりました。
今でも、レバーを折ってしまった瞬間の、車内の空気が忘れられません。無言の検定員と次回受検者の視線が、折れたレバーを握る私の左手に集まっているのをひしひしと感じていました」(60代男性・公務員)
教習車を壊してしまったショックはもちろんですが、その後の進行にも影響を与えてしまった罪悪感はかなりのものでしょう。教官によるフォローもなく、ただただ無言の車内の気まずさは、一体どれほどのものだったでしょうか……。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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