こんにちは!たびこふれライターの中尾です。

日本百名山19座目 石鎚山

石鎚山

石鎚山(いしづちさん)は愛媛県に位置する山。最高地点は標高1,982mの天狗岳で西日本最高峰。山岳信仰の山として古くから多くの修験者が訪れます。長大な鎖場が有名ですが、迂回路もあります。

弥山には石鎚神社奥宮頂上社が鎮座していて登山者の安全を祈念しています。

登山概要

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)
  • 登山日:2024年9月30日
  • 天候:晴れ
  • 日本百名山19座目:石鎚山【愛媛県】
  • 標高:1,972m(弥山)
  • 登山ルート:土小屋ルート(土小屋駐車場から二ノ鎖元を経て石鎚山山頂(弥山)へ往復)
  • 距離:8.5km
  • 標高差:767m
  • 所要時間:4時間33分(休憩なしの場合)※僕は休憩時間を含め4時間45分でした。(ほぼ基準通りの結果でした)
  • 公表されている難易度(無冠雪期):中級者向け
  • 僕が登山して感じた難易度(無冠雪期):中級者向け

登山道の特徴・注意点

  • 登山中級者向けのコースになります
  • 登山口から二ノ鎖元までのなだらかな山道だが一部崖の危険箇所があります
  • 二ノ鎖元から二ノ鎖、三ノ鎖があるが、迂回路もあります
  • 鎖場は滑落の恐れもあるので、悪天候時、他に登山者がいない時は避けた方がいいと思います
  • 鎖場の迂回路も急斜面に設置されているので油断はできません
  • 石鎚山山頂は弥山(1,972m)に設定されています。弥山に石鎚神社奥宮頂上社が鎮座しています
  • 弥山から天狗岳(1,982m)は切り立った崖の上に登山道があり上級者向けです
  • 下山時、二ノ鎖元で真っすぐ進むと成就ルートに進んでしまいます。間違えないように気をつけましょう
  • 弁当など飲食できる広いスペースは弥山の頂上になります
  • 山内にはトイレが二ノ鎖元に1ヶ所あります。頂上山荘のトイレは利用者限定です
  • 山内には弥山頂上に頂上山荘があります。食事、飲食物の購入、記念品の購入ができます
  • 駐車場は石鎚神社土小屋遥拝殿前、国民宿舎石鎚手前、その奥の3ヶ所あります
  • 悪天候および悪天候の予報が出ている時は入山しないようにしましょう
  • 冬期は雪山になります
  • 山岳保険は必ず加入しましょう
  • 登山届を必ず提出しましょう
  • ゴミは必ず持ち帰りましょう

【登り】土小屋駐車場から二ノ鎖元へ

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

土小屋駐車場にはトイレ(右)があります。ここでトイレを済ませて登りましょう。

また、左の階段を上がると石鎚神社土小屋遥拝殿があります。登山の安全を願って参拝しましょう。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

【7:55発】土小屋駐車場は国民宿舎石鎚の手前にもあります。それでは登山を開始しましょう!

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

【7:58】国民宿舎石鎚の正面を通り奥に登山口があります。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

登山道に入ります。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

【8:01】下の土小屋駐車場から登ってくる道と合流します。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

登山道は整備されていますので道に迷うことはないと思います。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

途中、標識も出ていますので安心です。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

【8:24】ベンチ1に到着

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ベンチ1から天狗岳が見えます。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

正面に石鎚山の山頂を眺めながら進みます。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

南側には四国南部の山々が広がります。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

【8:37】ベンチ2に到着。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ベンチ2からベンチ3にかけては、馬ノ背と呼ばれる尾根道を歩きます。道幅も広いので特に危険箇所はありません。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

馬ノ背から見た石鎚山の岩壁。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

アップにすると中央少し右に石鎚神社奥宮頂上社の建物が見えました。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

【8:56】ベンチ3に到着。

ここは東稜基部にあたり、ここを左に進むと南尖峰、天狗岳を経由して弥山へ行くことができます。しかし、岩場の崖っぷちなので、上級者しか進んではいけません。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ベンチ3から二ノ鎖元までの間は落石注意の区間です。立ち止まらず速やかに通り抜けましょう。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

お地蔵様に合掌。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

落石注意の区間だけに登山道も荒れています。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

【9:28】二ノ鎖元に到着しました。

【日本百名山】19座目の石鎚山はまさに修行の山(愛媛県)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

右側は石鎚登山ロープウェイを利用する成就ルートです。ロープウェイを利用しますが、土小屋ルートより1時間程度余分に時間がかかります。