■骨折や火傷だけでなく…

消費者庁公式サイト「こども安全メール from 消費者庁」掲載の「Vol.581 お風呂場での事故に注意!」では、様々な医療機関から寄せられた浴室の事故エピソードが確認できる。

例えば、「保護者が髪を洗うため、子どもを浴槽のふたの上に寝かせたところ、本人が動いて床に落下して泣いた。頭部を骨折したため約10日間入院となった」(4カ月)

「風呂場の椅子に立ってしまい、滑って転んで顔を床に打った。目尻が切れており、縫合処置を行った」(1歳)

「子どもの体を洗って、浴槽に入れたところ、脚が浸かってすぐに泣き出した。設定温度が48℃になっていたことに気付いた。太ももから足首にかけて赤くなる火傷を負い、通院が必要となった」

…など、痛ましいものばかりである。