依存的な人は主体的に問題解決など考えないので、筆者のようなタイプはターゲットに選ばない。これだけでも相手からのアプローチを防ぐことができるだろう。

これまで複数人、依存的な人に助けを求められてその時できる最大級のサポートを試みたが、その経験から彼らを救うことなど不可能だと理解した。

「天は自ら助くる者を助く」という言葉通り、人は自分しか救えない。他人から救われるように見えていても、実際には自分で助かろうと自助努力しており他人は単なるきっかけに過ぎない。

依存的な人は自ら助かろうという意欲は皆無で、アリジゴクのように周囲の人を一緒に奈落の底へ落とすだけだ。故に彼らを助けようと考えてはいけない。彼らが救われる方法はただ一つ、その依存体質の改善の必要性を理解することなのだ。

 

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