■記号によってわかる電池の種類
例えば「LR20」という表示があった場合、電池系記号が「L=アルカリ」、形状記号が「R=円形、ボタン形、コイン形」、寸法数字が「20=単1形」であることから、単1形のアルカリ乾電池であることを示している。
電池系記号がなければマンガン乾電池、「B」はフッ化黒鉛リチウム一次電池、「C」は二酸化マンガンリチウム一次電池、「E」は塩化チオニルリチウム一次電池、「F」は二硫化鉄リチウム一次電池、「P」は空気亜鉛電池、「S」は酸化銀電池を表す。
また、形状記号には円形を表す「R」のほかに、角形や平形を表す「F」があり、Rの寸法は高さと直径、Fの寸法は高さ、幅、奥行きが決まっている。