■準備も焼くのも「じっくり」

(画像=『Sirabee』より引用)
全卵、きび砂糖を入れてよく混ぜ、バニラエッセンスを加える。可能であれば、このタイミングで卵液を濾するとなめらかに仕上がる。

(画像=『Sirabee』より引用)
パンは耳をカットして、染み込みやすいよう竹串などで細かい穴をあけ、卵液に浸けて1〜2時間ほど置く。パン全体に卵液を吸わせるため、30分ごとにひっくり返そう。
翌日にフレンチトーストを食べたい場合は、この状態で冷蔵庫に入れておくのがおすすめ。川越シェフによれば「染み込めば染み込むほど、時間をかければかけるほど、おいしいんじゃないかなって思っています」と語っている。

(画像=『Sirabee』より引用)
フライパンにバター10gを弱火で溶かし、蓋をして蒸し焼きにする。ポイントは「慌てないこと」で、じっくりと焦げ目をつけていこう。ヘラでパンを押さえることもせず、“パンの力”を信じてじっと待つのがコツだ。
好みの焦げ具合になったら、中火にしてフライパン全体についたバターでコーティングするように焼こう。