だが、中途半端だとものすごく自信を深めて「世の中は間違っている!」と断言してしまう。
本当に知識がある人が簡単に自信満々に断言しない理由は、物事の善し悪しを判断する上では非常に多くのパラメータが存在しており、自分の認識外の存在を常に疑う姿勢を排除しないからだ。
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以上が筆者の考察である。別に自信満々なことは問題ない。だが何でも物事を自分の主観だけで極端に一般化し、主語大きめで話すとノイジーマイノリティという厄介なカテゴリに入れられるので自分の主張が間違っている可能性を排除しない姿勢を持ちたいものである。
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