戦争、疫病、天災、そして大事件……想像もしなかったような艱難辛苦が次々と押し寄せる昨今、スピリチュアル界隈で熱い注目を集めるペアがいるという。「悟り系霊能師」ことMaaya氏と、そのパートナーで現代気功師のShin氏だ。人々から寄せられる“目には見えない世界”にまつわる数多くの相談に応じてきたという2人は、長年にわたる探求の結果、「宇宙純粋意識領域」と呼ばれる超高次元との接続に成功。定期的なセッションの他、近年はYouTube等を通して広く一般にその意義を発信している。今回はそんな2人が、地域の霊・神的波動から身を守る方法について語ってくれた。
家系場調整だけでは不十分?
Shin:家系場はご先祖からのものですから、ご自身の家系場から逃げることはできません。そこで私たちは問題に真摯に向き合い、皆さんの家系場を調整してきたのですが、ここ最近、家系場の調整だけではなかなかうまくいかないケースがあるのです。例えば僕は関西生まれの東京育ちですので、生まれ育った「故郷」という感覚が薄い。ですが、地方の方は生まれも育ちも同じ場所、家族も親戚もずっと同じ場所、という方が多く、そういう方々はどうも地場の影響を、地域の霊や神的波動を大きく受けているようなんです。
Maaya:少し話がそれますが、以前アメリカのエモリー大学で行われた「ネズミの実験」を覚えておられるでしょうか。桜の匂いを嗅がせると同時に電気ショックを与えると、その子孫は実験されていないのにも関わらず、桜の匂いを嗅いだだけで怯えたという実験結果です。それと同じことがこの間TVを見ていたらありました。日本のある少年が、芋虫にラベンダーの香りと同時に電気ショックを与えたところ、その子孫の半分以上がラベンダーの匂いを嗅いだだけで嫌がったのです。人間も同じです。なりやすい病気、貧乏・金持ちなどは「遺伝」する傾向にあります。だからこそ家系場が大事だと思い、調整してきたのですが、家系場を祟る怨霊とそうでない怨霊がいるようなのです。
こんな例がありました。それはある「重たい地域」に住むクライアントさんなのですが、家系場を整えたのにも関わらず、人生が「激しい」のです。信じられないようなトラブルが、頻繁に起こる。そしてその地域の特徴は、先祖代々昔から地域の神様や特定の宗教を大事にしていました。

Shin:土着のアニミズムが出来上がっている地域って意外と多いことがわかってきたんですよ。昔からの特殊な習慣があったりとかですね。
Maaya:そういう地域では、離婚が多かったり、家庭に問題が次々と起きたりと、起きることが「激しい」んです。人間以外のエネルギーが蠢いている感じです。地域の波動とでも言いましょうか。私は霊媒体質ですから、遠隔でも「重さ」を感じるからわかります。そうなるともう、その場を離れることしか解決方法はなくなります。引越しが一番いいんです。本人の周波数が覚醒者並みにめちゃくちゃ高ければ影響は受けませんよ。でも、普通の方だとどうしても受けてしまいますから。
Shin:その土地にある一種のアニミズムなどの信仰と、それを信じている一族が費やしてきた時間。その縦軸と横軸が作ってきた強い重たい「縛り」が地方には多いということです。例えば地域のお祭りにはみんなを奮い立たせる何かがあって、それが人を「縛って」いるんですよ。
Maaya:「いろんなトラブルが起きるんです」と話される方に話を聞くと、そういった土着の問題に繋がることが多いですね。激しいエネルギーが蠢いていて、騒がしいなあと感じます。