生産者目線で見れば農家経営者の高齢化と生産を維持できなくなるケースが出てくるかもしれません。
コメはカロリーベースの食糧自給という観点から政府が強く後押しするものでその発想を否定するものではないのですが、海外からの輸入枠や輸入量といういざという時の手段は確保すべきだと思います。国民に経済的負担にならない金額でコメを供給するのはある意味テクニック論でもあります。ましてや「コメの価格が高い」となれば余計食べたくなるのが人間の心理。とすればそのマインドを冷やすという手法も重要だと思います。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年2月7日の記事より転載させていただきました。