これは本当に異例中の異例であり、意識してやろうと思ってもできることではありません。
実際にこの騒動のさなか、2匹目のドジョウを狙って、飼っているニワトリの首をはねるブームが町で巻き起こったといわれています。
しかしその誰一人として、第2の首なしマイクを誕生させた人はいませんでした。
中にはロイドに「どうやってマイクの首を切ったのか」と聞き出すために、ビールの缶パックを農場に持ち寄る人もいたといいます。
当然ながら、そんなことはロイドも知りません。
首なしマイクは偶然が産み落とした奇跡のニワトリだったからです。
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参考文献
The chicken that lived for 18 months without a head
https://www.bbc.com/news/magazine-34198390
Mike the Chicken Lived for 18 Months Without a Head
https://www.smithsonianmag.com/smart-news/mike-chicken-lived-18-months-without-head-180952891/
ライター
大石航樹: 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。
編集者
ナゾロジー 編集部