こんにちは!たびこふれライターの中尾です。

鹿児島県の屋久島には、映画「もののけ姫」のモチーフになったと言われる『白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)』があります。渓流、苔むした原生林の森...と訪れるハイカーを楽しませてくれる景観地ですが、2024年8月、九州各地に被害をもたらした台風10号の影響で、屋久島の島内各地も大きな被害が出ました。

白谷雲水峡もその1つ。3コースあるハイキングコースは2コースが閉鎖状態です。残る1コースも迂回路を通らなければならず、その迂回コースは登山道が狭く片側が崖になっているので中級者向けの登山コースになっています。現状では閉鎖されている2コースが開通するのはいつになるのか分からない状況です。ハイキング気分で行ってみて登山コースだった...こんなはずではなかったということがないよう、事前によく下調べしてから白谷雲水峡を訪問するようにお願いします。

※白谷雲水峡のイメージ写真に出てくる渓流や苔むした森は中級者向け登山コースになりますので注意が必要です

白谷雲水峡とは

【鹿児島】屋久島の白谷雲水峡に行かれる方へ注意(2024年11月現在)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

屋久島自然休養林の白谷地区に広がる白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)は、標高600~1,050m、面積424ha、ヤクスギなどの原生的な森林を容易に鑑賞できます。また、ハイキングなど気軽に訪れる最適の森林レクリエーション地区として昭和49年3月荒川地区のヤクスギランドとともに自然休養林に指定されたものです。楠河歩道沿いでは、ヤクスギと照葉樹との混生したすばらしい眺めが味わえ、林内は珍しい地床植物(シダ・コケ類)で緑に覆われており、「もののけ姫」の舞台のイメージの源になった幽玄な世界に引き込まれます。また、入口近くの林内を流れる白谷川の清流、重なり合った巨岩、切り立った渓谷が身近に味わえ、特に春先の川岸のサクラツツジ、初夏のサツキの彩りは、まさに自然の庭園です。(パンフレットより引用)

【注意】白谷雲水峡は縄文杉とは場所が違います。白谷雲水峡から縄文杉まで登山道が整備されていますが、上級登山レベルなので、ご注意ください。

今(2024年11月)も続く白谷雲水峡の被害

【鹿児島】屋久島の白谷雲水峡に行かれる方へ注意(2024年11月現在)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

誰でも気軽に行ける初級者向けの1. 弥生杉コースが寸断されてしまい通行禁止状態となっています。

【鹿児島】屋久島の白谷雲水峡に行かれる方へ注意(2024年11月現在)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

さらに2. 奉行杉コースも寸断されていて、通行禁止状態です。入口には立入禁止の黄色テープが貼られていて、先に進むことができません。このコースは川を渡る場所があり、普段でも雨の後の増水時は危険なコースになります。

【鹿児島】屋久島の白谷雲水峡に行かれる方へ注意(2024年11月現在)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

そうなると残る3. 太鼓岩往復コースになりますが、こちらは最初から危険な登山道へ迂回する必要があります。また急登を2回体験します。辛い先には素晴らしい景色を見ることができるのですが、登山の準備が必要になります。