今回の研究では「女性は常に男性より話す」という通説は部分的に正しく、特定の年齢層(25~64歳)でのみ女性の発話量が多いことが示されました。
また男女ともに人々の会話量が減少しているという事実も明らかになりました。
デジタル時代において、私たちは「話すこと」をどのように捉えるべきなのか。
この研究はそんな私たちの「コミュニケーションの未来」について考えさせられる結果となっています。
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参考文献
Do women talk more than men? It might depend on their age
https://news.arizona.edu/news/do-women-talk-more-men-it-might-depend-their-age
元論文
Are women really (not) more talkative than men? A registered report of binary gender similarities/differences in daily word use.
https://doi.org/10.1037/pspp0000534
ライター
大石航樹: 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。
編集者
ナゾロジー 編集部