ルアーについては、ミノーやポッパー、ペンシルなどのプラグ類や、遠投できるメタルジグ、ブレードジグ、そして私が好んで使うダート系のワームなど、いずれも連続アクションで見切られないことがキモとなる。

参考までに今回の使用タックルを紹介すると、ロッドは釣り具のイシグロが発売するTsurino KAHUNAショアバーサタイル852-MT、リールはシマノのサステインC3000HG。ラインはPE0.8号にフロロリーダー12ポンドでセッティングした。

バーサタイルロッドのメリットは、その時の状況で臨機応変に対応できる点だ。今回はエギングやライトロックフィッシュも想定し、ラインを少し太めにセッティングした。このことが後に想定外の釣果につながることになる。

 

 

1日目:メッキはやや不調

きっかけは昨年末、釣り納めにカセ釣りへ行ったが満足な釣果が得られず、帰りに少し寄り道してメッキを狙ってみたこと。夕マヅメということもあり、入れ食いになった。30分ほどの時間で20匹ほどキャッチし、満足のいく釣り納めとなった。

本州最南端のメッキゲームで85cmヒラスズキに50cmヒラメをキャッチ【和歌山・串本】昨年末の釣り納めの釣果(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

改めてメッキをメインにじっくり狙おうと、1月8日に準備を整えて釣行した。

朝マヅメは前回入れ食いだったポイントに入るが、活性は低く反応はイマイチ。メタルジグで遠投したり、ポッパーで誘ってみるが、反応は少なく、ランガンしながらポツポツキャッチするにとどまった。

本州最南端のメッキゲームで85cmヒラスズキに50cmヒラメをキャッチ【和歌山・串本】ギンガメアジ(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

50cmのヒラメをゲット

昼食休憩を挟んだ午後、私の好きな ドリームアップ社のDD8(2.5インチ) のダートアクションに違う引きの魚がヒットした。なかなかの重量感で、水面に見えたのは50cmほどのヒラメ。

しかし、ネットを用意していなかったため、一か八か抜き上げを試みる。PE0.8号、フロロリーダー12ポンド。なんとか抜き上げに成功し、手中にできた。

本州最南端のメッキゲームで85cmヒラスズキに50cmヒラメをキャッチ【和歌山・串本】ヒラメ50cmを抜き上げ(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

35cmの良型メッキを手中