また、破損した下水道管に土砂が流入し、下水の流れが滞っている恐れがあり、このまま下水がたまり続けると逆流し、マンホールなどから溢れ出る可能性があります。そのため、県は八潮市やさいたま市、川口市など9市3町の住民に対し、下水道の使用を控えるよう呼びかけています。

現場では懸命な復旧・救助作業が続いています。

15年前に「税金による公共事業を不要とする」ような風潮が広まった結果、本来であれば適切な調査や修繕が必要なインフラが十分に維持されず、建設業者の減少とともに老朽化したまま放置されてしまった、という怒りの声が聞かれます。