せっかくなので私も温泉でまったり
「ホテルWBFグランデ旭川」にチェックイン。ここには日帰り入浴もできて、観光客だけではなく、多くの地元の方々も利用しています。
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<「ホテルWBFグランデ旭川」の外観>
さまざまなタイプの岩盤浴もあり、私は夕食前に読書をしながらまったり。
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<岩盤浴でゆっくり過ごせるホテルは珍しい>
そこで言葉を交わした方から地元のおすすめのお店を教えてもらいましたので、夕食はそちらへ。
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<教えてもらったお店で、海の幸とネギ入り卵焼きをいただきました。もちろん地元のお酒とともに>
ホテルに戻って、宿泊専用のラウンジに立ち寄り。ここではアルコールのほか、ソフトドリンクやアイスキャンディーなどの無料提供があります。
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<地元の日本酒だけではなく、土日は北海道ワインの提供もあります>
翌日は大浴場の露天風呂で気持ちをシャキッとさせて朝食会場へ。ビュッフェスタイルで好きなものが選べるので、前日食べられなかった旭川名物の新子焼きと旭川ラーメンをメインにセレクト。
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<家族連れにも人気のホテルなので、地元メニューのほか老若男女に人気のメニューがいろいろ並びます>
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<食べきれないほどの種類が多く、厳選して!>
ホテルWBFグランデ旭川
住所:北海道旭川市宮下通10-3-3
TEL:0166-23-8000(代表)
発酵の学びへ
ホテルを後にして、発酵の学びへ。発酵といえば日本酒ははずせません!旭川には、大正時代の最盛期には17軒の酒蔵がありましたが、現在は3軒だけとなりました。
その1つ、「髙砂酒造」を訊ねました。明治32(1899)年創業の老舗で、大雪山系の伏流水と道産酒造好適米を原料に、純北海道産の酒を造り続けています。
工場内の見学をさせていただきました。1929年には鉄筋コンクリート造の製造工場を竣工。木造建築が多かった当時としては珍しかったそう。もちろん、現在も当時の建物そのままで使用しています。
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<歴史ある工場の中ではその時代の味を追求しながら人々に愛される日本酒を作り続けてきました>
1975年には大人気の辛口で男性的な酒「国士無双」が誕生。酒蔵併設の直売所「髙砂明治酒蔵」では、代表銘柄「国士無双」シリーズのほか、季節限定酒や蔵元限定酒、生酒などを販売。試飲コーナーも備えています。
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<商品数が多くて迷います。外国人客もいらっしゃいます>
髙砂酒造株式会社
住所:北海道旭川市宮下通17丁目右1号
電話番号:0166-23-2251 直売店直通:0166-22-7480
直売店営業時間:9:00~17:00
続いて、「日本醤油工業株式会社(キッコ―二ホン)」へ。創業80年、昔ながらの建物で、伝統の味を守りながら脈々と醤油を製造。現在は、醤油のほか、つゆやたれ、ドレッシングなども製造しています。
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<昔ながらの木造の建物がいい味を出している直売所>
併設する直売店ではそれらのほか、醤油を使ったお菓子やおつまみ、夏冬問わずしょうゆアイスキャンディーが大人気です。
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<醬油やドレッシングなどもありますが、お菓子や雑貨など駄菓子屋さんのようで楽しい直売店>
日本醤油工業株式会社(キッコ―二ホン)
住所:北海道旭川市曙1条1丁目
電話番号:0800-800-7772
営業時間:10:00~17:30
自分お土産たち
今回はバス移動だったので厳選してセレクト。「髙砂酒造」で酒粕を使った商品が気になっていたので「フィッシュスティック」と「甘酒餅」を。
酒粕は醪を圧搾した際に出てくる酒の副産物で約3割にもなるそう。栄養成分が高く、健康食品としても注目されています。
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<「フィッシュスティック」は日本酒だけでなくワインにも合います。「甘酒餅」は高砂酒造の「国士無双」の酒粕を使用しています。>
「日本醬油工業」では、生醤油と北海道産しゅまり小豆を使って甘すぎない羊羹と「あさひやまどうぶつえん」アニマルボトルの本醸造濃口醤油をゲット。
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<可愛い卓上醤油とミニ羊羹>
地元では愛されているB級グルメ「ジュンドッグ」。ずっと気になっていたもの。地元の飲食店が考案した、いわゆるお米のホットドッグ。
駅のkioskにえびフライとチキンカツ、ソーセージの3種類がありました。このままレンチンして熱々を食べるワンハンドフード。
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<具の味付けがクセになる「ジュンドッグ」>
旭川と言えば、市内にある「旭川スタルヒン球場」があります。2024年にはオープンから40周年を迎えました。
ここは夏の高校野球・北北海道大会の会場であり、2013年に照明設備が整備されたことから、プロ野球のナイター試合開催が可能になりました。
2014年7月には、当時、日本ハムの選手だった大谷翔平選手もピッチャーとして活躍した場所です。ほかにも、老若男女に人気の「旭山動物園」やお花に癒される「上野ファーム」、より自然に触れるなら旭岳や層雲峡、冬場は周辺にパウダースノーが堪能できるゲレンデも多数あり、コンパクトな旅を楽しみたい方におすすめの街です。
文・写真・吉川雅子/提供元・たびこふれ
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