移住者が多い東川町
前述の「東川ペリカン」のご家族もそうですが、東川町は移住者や移住してきた企業も多いのです。その1つが、「三千櫻酒造」です。

<全国から銘酒を求めて来店者が訪れます(駐車場にはレンタカーが多い)>
明治10年、岐阜中津川で創業。143年の歴史を歩んできた三千櫻酒造は、2020年11月「東川町公設酒蔵・三千櫻酒造」として新たなスタートを切りました。
調べてみると、人口約8,500人のうち、約6割が移住者だそう。移住し、起業している人もとても多いのだとか。すばらしい町です。
東川町公設酒造・三千櫻酒造
住所:北海道勇払郡厚真町宇隆163-5
TEL:0145-27-2137
FAX:0145-27-3138
品種改良も手掛けるイチゴ生産者
久々に立ち寄らせていただいた「のなか農園」。園主の野中剛さんは3代目で、1999年に就農。現在は、稲作を中心に、アスパラガスやカブ、キヌサヤなどの野菜、そして、野中さんが始めたイチゴの通年栽培です。
きっかけは地元のホテルで、ウェディングケーキに1年中イチゴを使用したいというひと声から。

<北海道の冬は、一部の野菜を除いては栽培不可能。「のなか農園」ではハウスで通年イチゴを栽培しています>
イチゴは暑さに弱く、日本では旬は冬。イチゴ栽培に取り掛かり始めたころの夏のイチゴの品種は、酸味が強くケーキにするにはよかったのですが、生食するにはむかない。
美味しい品種がないなら自分で作るしかないとオリジナルのイチゴの品種を開発。そうして品種登録したのが「瑞の香」です。名前の通りみずみずしく、果肉の中まで真っ赤で、大粒で、甘い味と香りの余韻が長い。

<イチゴの品種改良は、母親にする花の雄しべを取り除き、父親にする花の花粉をつけ交配するのだそうです>
このイチゴでできたスパークリングがあるのですよ。

<これ1本(375ml)にイチゴ400gも使います。品種は瑞の香をベースにその年の良い状態の苺を加えています>
味はドライに仕上がっているのでフレッシュなイチゴにも合いますが、前菜料理にも合うと思います。
野中さんとは来年度の話もして別れ、野菜ソムリエ仲間の青果店「amuse market」や美味しいお蕎麦屋さんに寄り、友と別れてホテルへ。

<地元の人がひっきりなしに訪れる、野菜ソムリエ仲間の青果店「amuse market」>
のなか農園
住所:北海道旭川市東鷹栖10線15号