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「捕まらなければいい」「反則金払えばいい」が命の危険を招く

「捕まらなければいい」「反則金払えばいい」が命の危険を招く

「スタッドレスって安くても数万円するんすけど違反金は数千円で済むんすよね」スタッドレスタイヤを買う人は頭悪い?減らない“ノーマルタイヤで雪道立ち往生”
(画像=©inimma/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

日本は法治国家であるため、守らなければならないルールもあれば、ルールを守らなかったときのルールもあります。「反則金を支払ったほうが得だ」という考えは、「スタッドレスタイヤを履かなかった場合のルール」に基づいていると言えるため、「反則金を払ってるのだからいいだろう」という考えにつながってしまうのでしょう。

そのため、「滑り止め措置をしなかったことによる損」が「スタッドレスタイヤ等の購入による出費」を上回る程度の罰則にしなければ、今後も「反則金を払えばいい」といった考えを持つドライバーは減らないと考えられます。

しかし、タイヤのグリップ力を失った車は、制御が利かない1トン以上の鉄の塊です。スリップやスピンをして怖い思いをした程度では済まず、自身や大切な人の生命、他人の生命や財産に大きな損害を与え、一生悔やんでも悔やみきれない事態になるかもしれません。

賢いドライバーとは、「損得勘定やルールの穴を見つけることができるドライバー」ではなく、「自身や周囲の安全を守り、無事に目的地までたどり着けるドライバー」であることを、忘れてはいけないでしょう。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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