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「捕まらなければいい」「反則金払えばいい」が命の危険を招く
「捕まらなければいい」「反則金払えばいい」が命の危険を招く
日本は法治国家であるため、守らなければならないルールもあれば、ルールを守らなかったときのルールもあります。「反則金を支払ったほうが得だ」という考えは、「スタッドレスタイヤを履かなかった場合のルール」に基づいていると言えるため、「反則金を払ってるのだからいいだろう」という考えにつながってしまうのでしょう。
そのため、「滑り止め措置をしなかったことによる損」が「スタッドレスタイヤ等の購入による出費」を上回る程度の罰則にしなければ、今後も「反則金を払えばいい」といった考えを持つドライバーは減らないと考えられます。
しかし、タイヤのグリップ力を失った車は、制御が利かない1トン以上の鉄の塊です。スリップやスピンをして怖い思いをした程度では済まず、自身や大切な人の生命、他人の生命や財産に大きな損害を与え、一生悔やんでも悔やみきれない事態になるかもしれません。
賢いドライバーとは、「損得勘定やルールの穴を見つけることができるドライバー」ではなく、「自身や周囲の安全を守り、無事に目的地までたどり着けるドライバー」であることを、忘れてはいけないでしょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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