■ピグミーとピラミッド

 ユカタン半島の東側にある現在のメキシコには、古代マヤ遺跡であるウシュマルの遺跡がある。この古代マヤの複合施設は、最も重要なものの1つとして保持されており、その大きくて印象的な構造で有名だ。

 これらすべての建造物の中で最も印象的で古代のものの中には、魔術師のピラミッドであるエルアディヴィーノがあり、ドワーフ(小人)のピラミッドとしても知られている。

 名前の由来は、このピラミッドが神秘的で力強い“小さな人々”の信じられないほどの偉業によって構築されたことからきている。

妖精? “小さな人々”は実在するのか!?世界中の神秘的な証拠を徹底解説!
(画像=「Ancient Origins」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 イツァムナ(Itzamna)という名前の小人の魔術師の神が、彼の力と魔法だけを使用して一晩でピラミッドを構築したという話が残されている。

 神話の別のバージョンでは、魔女が卵を介して小人を産み、この奇跡的な男の子に注目した王は、一晩で寺院を建てなければ死刑にすると命じた。

 この小さな男の子は普通なら不可能なチャレンジを完了してからこの王を殺し、ウシュマルの新しい支配者になったという。