■ビアトリクス・ポターの暗号化された日記

 英国の絵本作家ビアトリクス・ポターはピーターラビットの生みの親として有名である。19世紀後半、10代のポターは「誰もこれを読めないでしょう」というメモ書きとともに暗号を記した。ポターは15年間、換字式暗号(1文字または数文字単位で別の文字や記号などに変換された暗号文)を使用して日記を描き続けた。これらの日記はポターの死後、ほとんど忘れ去られていた。後に、ポッターの愛好家でコレクターのレスリー・リンダーが日記を手に入れ、試行錯誤の末にこれを解読した。

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(画像=画像は、「Atlas Obscura」より,『TOCANA』より 引用)