だがブルーインパルスのカラースモーク使用については、地上へ降りた染料による着色問題があったことから1999年から20年近く使用が停止され、白色のスモークのみが使用されてきた。だが2020東京オリンピックに向けて、改良型カラースモークの安全性が試験された結果、やはり地上の着色が落ちないという問題が指摘され、試験報告では使用不可とされていた。

にもかかわらず、サメの脳みその森喜朗と森に指示を受けた杉山航空幕僚長が、カラースモークの安全性に関する報告書を改ざんさせて2020東京オリンピックに使用させた。空自内では異を唱える者は皆左遷され、改ざんに手を貸した者は昇任した。

戦犯は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会長森喜朗、杉山良行航空幕僚長、井上浩秀航空開発実験集団司令官。処罰を受けたブルーインパルスの隊員と指揮官らはこれら利権オジサンへの非難をさせるためのスケープゴートだった、との噂。

財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛 防衛(参考資料)

財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛 防衛(参考資料)

編集部より:この記事は、軍事ジャーナリスト、清谷信一氏のブログ 2025年1月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、清谷信一公式ブログ「清谷防衛経済研究所」をご覧ください