今回は28年度までの名目経済成長率を3%、物価上昇率を2%と仮定。国債利払い費を算出するための10年物国債の想定金利は23年度まで7年連続で過去最低の1.1%だったが、日銀の利上げに伴い25年度は2%に引き上げた。28年度は2.5%で試算した。
これはかなり楽観的な予想だと思います。名目成長率が3パーセントとは奢りすぎだとおもいます。毎年人口、特に就労者人口が減る中でこれは難しいと思います。
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財務省HPより
いずれにしてもこの状態で更に国債を発行して身の丈を超えた予算を組み続けるのであれば、更に金利が上がり、国債費は増えて予算を組む事自体が難しくなると思います。
一方で国民もバラマキの原資は無料と思っておねだりしてきましたが、政策実現にはコストがかかることを実感すれば今後無軌道なバラマキにはブレーキがかかるかもしれません。 個人的には早くIMFの管理下に入って「進駐軍」IMFから支出削減を強要されたほうがいいと思います。どうせ日本人には自己改革力がないですから。
いずれにしても社会保障費の低減も必要ですが、根拠が安倍晋三の与太話だけのGDP比2パーセントという寝言は国民の理解を得られないでしょう。政府は現在でもこれ以上の厚生年金負担を増やすといっていますが、このような負担増が多くの国民に知られるようになれば、防衛費の増大は難しいでしょう。
個人的には7兆円強ぐらいが限界ではないかと思います。むしろGDP1パーセントに戻して、どうせ隊員があつまらないのですから自衛隊26万人体制を20万人ぐらいに減らすべきです。その代わり浮いた予算で稼働率を上げて、また古い装備や需品の更新をすべきです。分母を減らせばその額でも十分可能です。
【本日の市ケ谷の噂】 オリンピックではブルーインパルスはカラースモークを使ってたがそのごしれっと、白いスモークに戻した。これはカラースモークで地上の車両などに着色するなどの被害がでたからだ。