様々な深海魚を釣ることから「深海魚ハンター」の名で知られる西野勇馬さんが、またしても珍種を捕獲。恒例となっている深海“釣”査において、相模湾では2例目となる「マルバラユメザメ」を釣り上げたことを自身のXで報告しました。

 重量4.05kg、全長85cmのオスの個体で、手巻きによる釣り上げとして、今後日本記録及び世界記録に申請予定とのこと。これで西野さんの生涯釣魚種類数は413種類となりました。

 当時の状況についてうかがうと、もともとこの日は品種違いの「ユメザメ」を狙っていたという西野さん。そのため、かねてよりやや深めの深海800メートル前後を深海釣査していたのだそう。

 こうした背景により、ヒットからキャッチまでにかかった時間は、約19分という長丁場に。経験上、ユメザメの仲間は巻き上げ時に比較的暴れることが少ないことから、サメであればユメザメだと予想していたそうですが、釣り上げてみれば、それはまさかの珍種マルバラユメザメ。

深海魚ハンター・西野勇馬さん 相模湾で2例目となるレア種「マルバラユメザメ」を釣り上げる
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

しかも、当日一投目の仕掛け投入での捕獲という幸先の良いスタートになり、この日はなんと当初の目的だったユメザメも捕獲。「同日にユメザメとマルバラユメザメが揃うという貴重な一日になった」と、当時の心境を興奮気味に語りました。

深海魚ハンター・西野勇馬さん 相模湾で2例目となるレア種「マルバラユメザメ」を釣り上げる
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)
深海魚ハンター・西野勇馬さん 相模湾で2例目となるレア種「マルバラユメザメ」を釣り上げる
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 ちなみに、西野さんよりも前に相模湾にてマルバラユメザメを釣り上げたのは、同じ深海釣査団メンバーである谷口さん。2022年に相模湾初個体(記録が残っているもの)を捕獲して以来で、西野さんにとっても憧れの魚種だったとのこと。そのため、この釣果により一層の喜びがあったであろうことは、想像に難くありません。

深海魚ハンター・西野勇馬さん 相模湾で2例目となるレア種「マルバラユメザメ」を釣り上げる
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 なお、今回のマルバラユメザメは1月17日から19日の間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「釣りフェスティバル2025」内で、西野さん(深海魚ハンター)が展開する「深海ラボ」ブースにて、1月18日に限りユメザメと共に展示予定。その後は神奈川県立生命の星・地球博物館に寄贈される予定とのことでした。

<記事化協力>
西野勇馬【深海魚ハンター】さん(@nanukazame1)

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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