■ありとあらゆる藤子作品のキャラが登場
経営の流れとしては、まずはどら焼きを販売しながら探索で食材を集め、その食材で新しいお菓子を開発するというのが基本的なサイクルになります。ここまではカイロソフトのゲームに慣れているプレイヤーならすぐにコツをつかめると思います。
ただ、これまでのシリーズと違うのは、これが『ドラえもん』のゲームで、藤子先生の生誕90周年記念として作られたゲームでもあるということ。
お店に訪れるのは一般のお客さんだけでなく、様々な「Fキャラ」がいて、例えばのび太たちの学校の「先生」もお店のお客さんとして来店するようになります。
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(画像=和菓子店を実質経営していることが先生にバレたら怒られそうなものですが…、『Sirabee』より引用)
Fキャラ達はゲーム序盤は『ドラえもん』の登場人物が中心ですが、探索パートなどで「本」を見つけることで、別の作品と世界がつながるようになります。
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(画像=あ、あなたはあの有名な…!、『Sirabee』より引用)
このFキャラの数がとんでもなくて、『パーマン』『エスパー魔美』『モジャ公』など、アニメ化もされた有名な作品から、短編集にのみ登場するマニアックな宇宙人などもいて、藤子先生が生み出したありとあらゆるキャラクターが登場します。
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(画像=コ、コイツは地球に呼んだらまずくない???、『Sirabee』より引用)
さらには家具のアンロック要素もあり、お店の家具を「和風」や「モダン」など、同じスタイルで統一すると見た目も変化します。
お客さんによっては好みのスタイルがあるため、これも重要な要素の一つです。
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(画像=『Sirabee』より引用)
Fキャラのアンロックと同時に新しい家具もどんどん手に入るので、とにかくお店をいじっているだけで無限に時間を費やせます。
過去に遊んだカイロソフトのゲームは経営が軌道に乗ってくると、数字が大きくなるのをぼーっと眺めている時間も多かったのですが、この作品に関してはFキャラというスパイスのおかげで最後まで退屈とは無縁でした。