衝撃のX線画像が示す事実
心血管救急および放射線医療を専門とするER医師サム・ガリ氏が、ある患者の骨盤部分を撮影したX線画像を公開した。この画像には、患者の軟組織に無数の白い斑点が確認できた。これらはすべて石灰化したサナダムシの卵であり、患者の下半身に広がっていたという。
この患者が驚くべきことに、自身が嚢虫症に感染していた事実を知らなかったことも注目を集めている。患者は転倒による股関節の痛みで受診した際、初めてこの状況が判明したのだ。
ガリ医師はSNSで次のように説明した。「これは嚢虫症という状態で、有鉤条虫(Taenia solium)の幼虫嚢によるものです。これらの嚢は体内のどこにでも移動し、特に腰や脚の筋肉や軟組織に多く見られます」