■ 新たなターゲットは千鳥の大悟
しかしどうやら、最近はターゲットを別の人物に変更している。お笑い芸人「千鳥」の山本大悟氏である。
まずは、有名人を使った偽広告では定番の「逮捕された」というフェイクニュースから。「山本大悟が警察に逮捕された!」、「山本大悟がセンセーショナルなインタビューに応じ収益について暴言」と思わず続きを読みたくなるような見出しが躍る。
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そしてもう一つみつけた、逮捕された系の広告は、「スキャンダラスなインタビュー中に逮捕された」と書いてある。なかなか衝撃的な内容ではあるものの、それ以上の衝撃が広告ど真ん中に書かれている「フェイクだ!」という主張。フェイクニュース自ら「フェイクだ!」と主張しているわけである。
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次に見つけたのは、「放送中の発言をきっかけに大悟山本は日本国籍を失った」。日本人に国籍を失うという発想はでてこないだろう。「大悟山本」という表記からも、日本語に精通していない人物がこの広告を作った可能性が高いと考えられる。
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続いて「このクソ野郎、大悟山本は長年にわたり私たちを欺いてきた。今や彼のキャリアも遺産もすべて崩壊した」といった文言が書かれた広告。掲載された画像には報道陣がどこかの現場に詰めかけるものとなっており、事件をにおわせる内容。
そして最後は「安らかに眠れ山本大悟」と書かれた広告。葬儀中の写真とともに掲載されており、遺影は大悟氏の写真が使われている。これも非常に悪質であり、広告取り締まりが急務であることを改めて強く感じさせる。
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この手の詐欺広告を撲滅させるには詐欺広告に対する取り組みを強化する他ない。一刻も早いMeta社の本腰を入れた対応を希望する。
(山崎尚哉)
提供元・おたくま経済新聞
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