おそらくスキー場にくる外国人観光客は団体バスで爆買いする中国の田舎の人たちとは違い、母国でも富裕層だろう。交通費や家族分のリフト券やレンタル、そして宿泊費をいれると家族3人なら15万円は超えるだろう。大きな声で喋る縦横無尽の中国人というのはほとんどいない気がする。縦横無尽なのはむしろ、日本人のオラオラヤンキーグループです。
中国語を喋ってはいるが、話しかけるとだいたい香港人。香港は2024年は285,600人が来日。
香港 人口753.6万で・・・・・・2.8人に1人 中国 人口14.1億人・・・・・202人に1人 台湾 人口2342万 ・・・・・・3.8人に1人 シンガポール 人口591万人・・8.5人に1人 韓国 5171万・・・・・・・・5.8人に1人
だから、
香港では凄い日本ブームが起きている
ということがわかります。実は前から香港の人はかなり来ていたんですが。
自分の行きつけのスノーボードのプロショップも、東京のホテルのコンシェルジェから「そちらのお店にお客様が行きたいと言っているのでいまからタクシーにお乗せします」という電話がかなりかかってきて、高価なスノーボードがかなり売れたと驚いていた。スキー場で話しかけると綺麗な英語を喋り、身なりも品も良い。
シンガポールのスノーボーダーもたくさん来ている。冬だけで何回も来るから普通に上手かったりする。シンガポールはアジアで最も賃金レベルが高い。アジアのニューヨークって感じなのだが、小学生の学力テストでは全科目世界一。吸い殻やゴミを捨てるだけで逮捕される独裁国家で小さいうちから躾けられているのでぽい捨てなんて全くしません。喫煙もしない。
結論でいうと、品が良くて英語を喋ることができ、お金もきちんと使ってくれて、礼儀正しい。となると、狙うべきは香港、シンガポール、台湾ということになると思います。
オーバーツーリズムを乗り越える工夫インバウンドが来ると自分が楽しめないから来なくて良いとかいう馬鹿もいるが、インバウンド払ってくれた消費税だけで8000億円。消費税全体の1/30はインバウンドが払ってくれているわけだから、こなくていいと言うならお前が代わりに払えと言いたい。