とんでもなく可愛い深海生物が発見されました。

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は先日、水深1000メートルの深海から拾い上げたゴミ袋と一緒に、タラバガニの赤ちゃんが回収されたと報告。

タラバガニはゴツゴツした大きな甲羅で知られますが、その赤ちゃん時代は野生下でめったに発見されず、極めて稀少です。

NOAAが赤ちゃんタラバの映像をXにポストしたところ、瞬く間に多くの話題を集め、すでに1000万インプレッション、5万いいね、1万リポストを超えています。

目次

  • 水深1000mからゴミと一緒に回収
  • まるでポケモンみたいなタラバガニの成長過程!

水深1000mからゴミと一緒に回収

NOAAの研究チームが赤ちゃんタラバを発見したのは2024年8月6日のことです。

当時チームはメキシコ湾で調査活動をしており、「実験室での飼育および繁殖のためのサンゴ標本を採取するのに忙しかった」と話します。

その一環として、深海底から拾い上げたゴミの処理もしていたのですが、水深1060メートルから回収されたプラスチックのゴミ袋と一緒にそれは発見されます。

なんとゴミ袋の側に薄紅色の小さなカニがちょこんと居座っていたのです。