この発言が飛び出した遠因の一つは日本政府がうまく立ち回りできなかったことは否めないのです。アメリカは現代でも黒船役であり、日本市場の開放やアメリカ向け輸出の規制(自主規制を含む)などアメリカ都合主義に振り回されてきました。ですが、日本がアメリカを振り回したことはないのです。日本製鉄はバイデン氏を訴えました。その代わり矢も飛んでくる中で日本がアメリカとどう立ち振る舞うのか、もっと腰を入れないととんでもないことになると思います。
石破政権が苦手意識を持つ限りアメリカとの外交はネガティブになりやすくなるとみています。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年1月16日の記事より転載させていただきました。