結論から言えば、鈴木記者の言う『「能登ウヨとは一部被災者のことである」といった文言は見当たらない』という指摘は、正しいです。
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「能登ウヨ」は明確に【能登の被災地に居る者】として発信されてきた:「背後から撃つ者」とは…
2025/01/17
毎日新聞記者鈴木英生『記事中に能登ウヨは一部被災者の文言は無く外部者と理解』SNS上の実態を反映しない井上英介記事の問題点
そして、『「能登ウヨ」というのは被災者内でのネット右翼的な発信をする者』と確定的に理解できるかというと、そうなってはいないと思います。
「こうした被災地を叩く人間たち 」の「こうした」が指し示す「叩く者」は、二つ前の段落の「男性はSNSで誹謗中傷を繰り返すアカウントについて…開示請求」「周囲でも被災者が攻撃されて沈黙し」の部分がまず含まれ、さらに文章の切れ目の前まで遡ると、そこでは「攻撃する人の中には石川県民が多数います」とあります。
「石川県民」ということから直ちに「能登民」とは解せません。
大きく「能登」と「加賀」の地域に分けられるので。
毎日新聞記事は、実はこのような構成自体が一つの問題と言えます。
文章内で意味が完結してれば良いという訳ではないでしょう。
当該記事が「能登ウヨ」を「能登に居るウヨ」ではなく「能登の被災者を叩いてるウヨ(所在は問わない)」としてるなら、「ネトウヨ」をもじって、とあるのに意味がズレていることになります。
「ネット上のウヨク」は、『「ネット上に存在する主体」であるウヨク』です。そのアナロジーならば、「能登に存在する主体であるウヨク」とならないと、おかしい。
他方で、鈴木記者のような理解では『「能登の被災者」を叩くウヨク』であり、行為主体と行為の客体が混在しています。このような略語や造語の例は寡聞にして知りません。
SNSの現実での文脈は「能登に居るウヨ」として使用されているのに、毎日新聞の記事では実態から乖離させた意味に改造してるということですね⁉️(笑)
それ自体が問題で、文章内で完結してれば良い訳ではないでしょう… R3MQdzela1 pic.twitter.com/sfvy5dsRs6
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) January 13, 2025
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