その意味では、石破首相の姿勢は評価したいが、もう少し明示的にやってほしかった気もする。ガザは議題になったというが、ともに事態を憂慮している姿勢を、もっと見せてほしかった。
いずれにせよ、ASEANを軽視する選択肢は、日本には残されていない。ASEANの主導国であるインドネシアを、大国とみなして重視する以外に、日本がとれる態度はない。
考えなければならないのは、「支援」というよりも、世界の諸問題にともに立ち向かう「パートナーシップ」の構築だ。国民にも、そのことがはっきりとわかる外交を心がけてほしい。
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「篠田英朗国際情勢分析チャンネル」(ニコニコチャンネルプラス)で、月2回の 頻度で、国際情勢の分析を行っています。