真冬に生足を出している女子高生に対して、誰もが「寒くないの?」と疑問を浮かべます。
彼女たちは、こうした疑問に対して「我慢してる」と答えますが、冬の寒さはおいそれと我慢で乗り越えられるものでしょうか?
米サウスフロリダ大学(USF)の研究チームは2022年に、こうした冬に肌を露出したファッションを楽しむ女性の心理調査を行いました。
それによると、自己対象化(自分を客観的に見る)傾向が強い人ほど、冬の肌の露出に対して寒さを感じにくくなっていたとのこと。
どうやら真冬に生足を出している女子高生は単に「我慢している」のではなく、寒さそのものに鈍感になっている可能性があるようです。
研究の詳細は科学雑誌『British Journal of Social Psychology』に掲載されています。
目次
- 寒いけどオシャレのために我慢している
- 寒いけど我慢できてしまう理由
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寒いけどオシャレのために我慢している
日本の女子高校生は「北海道でも真冬にストッキングも履かずに生足を出している」というのはたびたび話題にのぼります。
「寒くないの?」とはよく聞かれる疑問で、本人たちにインタビューしている企画も雑誌やネット記事に多く存在します。
こうした問いに対して、本人たちは「当然寒いけど我慢している」と答えるようです。
しかし、こうした答えを聞いても依然疑問は解消されません。
真冬に肌を晒す寒さというものは、果たして単純に我慢するだけで耐えきれるものでしょうか?
もちろんこうした事例は女子高生の制服に限った話ではありません。