理学療法士などの高齢者が利用する人たちは
この異様さ・・・・
それでも「足りない」「足りない」という声が上がっている。なぜ足りないのか。高齢者数が爆増しているからだ。
くわえて
高齢者が病院に行きすぎているからだ
という身も蓋もない事実がある。
整形外科には平日も長蛇の高齢者待ち。肩が凝る、腰がいたいといってはリハビリと称して理学療法士に腰を揉んでもらい400円を払う。しかし1割負担だから実際には現役が払う税金と社会保険料で3600円を負担している。マッサージに行く代わりに理学療法士でお得感満載だが、そのために日本の労働力の構造がいびつになっているのだ。
医療・介護はコストセンター、利益も出ない看護師や理学療法士の賃金が上がらないという声があるが、ある意味当たり前だ。
日本の支出はすでにほとんど社会保障と国債の返済。国債もほとんど社会保障に使いました。
医療従事者の賃金の殆どは社会保険料含む税金である。税収は何倍にもならないのに労働者が6倍になっているわけで、健康保険の個人負担も上がらないなら1人あたりの賃金が大きく上がるわけはないのである。そのための税収は使い切って毎年物凄い赤字です。
いくら税収が増えようが支出はそれより遥か上を行くのです。
こういうことをいうと必ず「医療・介護にお金が回れば経済が回る」と主張する人がいますが、そく原資は税金なのです。医療従事者の賃金のほとんどが税金だとすると準公務員みたいなもので、これってまるで破綻したギリシャみたいなもんでしょう。
一番重要なのは・・・道路やインフラ整備の建設業なら投資です。企業ならブロフィットセンターです。1964の東京オリンピックの時に1兆円近くの費用を投じて作られた東名高速道路はその後何十年も稼働し、莫大な利益を生んだ。これは生き金(カネ)です。 工場を建設すればその工場は建設費用の何十倍もの利益を生み出す。