なぜパン屋さんになろうとしたの?
パンは好きでよく食べていたが、パン屋になりたかったわけではないんですよ。
何かの職人になりたかったんです。
それで、靴職人とかいろいろやってみたんだけど、その中でパン作りが一番性に合っていた。
パン作りは大変だけど面白い。パンを作るのが苦じゃないんです。
もう30年以上やっているけど飽きない。
パンは発酵食品だから同じように作っても毎回違うものができます。菌という生き物を扱っているのだから。だから面白いんだと思う。
あきる野には都内最大規模のファーマーズセンターがあり朝採れの新鮮な野菜を買うことができるので、あきる野産の素材も使うけれども「すべて地元産の素材を使い、すべて自家製です」とことさらにアピールはしていないんです。
お客さんからすれば「美味しいパンが食べたい」それだけでしょう。それに応えられるよう手を抜かないでパンを作り続ける、それだけです。
こだわりがないところがこだわりかな。
う~ん、オーナーの職人気質がびんびん伝わってきました。
大人気のランチとは?
パンとスープとデザート、ドリンクのセットで1,400円。
パンはまず盛り合わせが共されます。ここにオーナーのこだわりがあります。
普段、自分では選ばないようなパン(例えばライ麦パンとか)を試してみて欲しいという思いがあるのだとか。
そこで新しい味と出会って欲しいと。
ちなみに、パンは食べ放題だそうです。この内容で1,400円はすごい!
では、ラ・フーガスのパンたちをご紹介しましょう!
サンドイッチは、写真を撮るためにビニールを外そうとしたところ、具が多すぎて倒れてしまう(笑)なのでまた包んでパチリ!野菜がフレッシュでジューシーです。
マロンのパン。右側は栗のイガイガをイメージしているのだそうです。
アップルパイ。皮がサクサクで軽い!リンゴの甘さがちょうどよい。個人的にはアップルパイはあまり得意ではないのですが、これは美味しかったです。
みんな大好きカレーパン!
衣薄めで中のカレーがたっぷり!ジューシーで旨みあるコク。これまで食べたカレーパンの中でベスト3に入ります。
フォッカッチャ。軽くてふわふわ。ドライトマトはあきる野産。
おやきの中はみそネギチーズ。かぶりつくと湯気がふわ~っ。やけど注意!
うまく撮れてなくてすみません。。。大ぶりのネギとチーズがたっぷり。
店名にもなったフーガス。
"フーガス"という音の響きが「どことなくパン屋っぽくていいな~」と名づけたそうです。
フーガスは葉っぱの形をしています。フランスプロヴァンス地方の伝統的なパンで、表面はカリカリ。食べ応えのあるパンです。