このためロシアは「誤射」と称していますが、無謀な突撃死戦術から退却するために督戦隊を撃ち殺す形になっているようです。

ロシアの戦術はウクライナ兵に比べて5倍以上とも言われるとんでもないキルレシオで兵を使い捨てにしながら進む形ですから普通の人だって現場の兵士だって「無謀な戦術」と考えるでしょう。

ロシアとしては消耗し続けていくことでウクライナに勝つという考えなのでしょう。というよりこの道しか勝ち方が見えていないのだろうと思います。

そのためにこれまではインド人などの人達を騙して動員してこれを使い捨てにしていたもののこれにインド政府が激怒して同じ手を使えなくなり、ロシア内からの動員も限界が来てしまい、それならばと情けなくも北朝鮮を頼った形でしょう。

それで北朝鮮兵が言うとおりに文字通りの使い捨ての肉弾という作戦を受け入れられるかどうか。

残念ながらそううまくいかず、そこかしこで「誤射事件」が起きているようです。

また、ロシアと言えば天然ガスを使った資源外交ですが、

【ロシアがガス供給止めて親ロ派地域で暖房停止 モルドバへの圧力裏目】

ロシアが1日、旧ソ連構成国のモルドバへの天然ガス供給を停止したところ、同国内で親ロシア系住民の分離独立派が支配する「沿ドニエストル」地域の住宅で暖房が止まる事態になった。モルドバ政府の支配地域は、主にルーマニアからガス供給を受けて現時点では問題ないとみられ、ガスを使ったロシアの圧力が裏目に出た形だ。

沿ドニエストルのエネルギー会社が住民に出した通知によると、1日午前に暖房や調理向けのガス供給が停止し、ガスの栓を閉めるように求めている。供給再開の時期は書かれていない。

沿ドニエストルの住民は「朝からお茶も沸かせなくなった」と嘆いている。英紙ガーディアンによると、同社は住民に、「暖かい服を着て、家族が一つの部屋に集まり、窓やベランダのドアに毛布や厚手のカーテンを掛け、電気ヒーターを利用する」よう呼びかけているという。