「相碁井目」の成り立ち
ここからは「相碁井目」の成り立ちを紹介します。
「相碁」があらわすもの
「相碁」は実力が同等の人たちが打つことを意味します。
「相碁」は対等な相手同士での対局を表しているため、基本的にはハンデのない公平な試合となるのが特徴です。
ちなみに「相碁」は「そうご」ではなく「あいご」と読みます。
「井目」があらわすもの
「井目」は基盤上の9つの点のことを指します。
「井目」は盤面で星の位置を示す黒い点のことで全部で9個あるのが特徴です。
棋力に差のある2人が対局する際、ハンデとして弱い方があらかじめ碁盤に石を置いて対局する「置き碁」で使用される囲碁用語となっています。
「置き碁」では強い方と対等に戦えるよう9個の「井目」すべてに石を置いてから対局に入る「9子局」などでハンデを埋めるのが特徴です。
なお「井目」は「いもく」ではなく「せいもく」と読み「聖目」や「星目」とも書きます。