ロータリーエンジンを積む観音開きドアのRX-8
ロータリーエンジンに観音開きの「フリースタイルドア」を採用するマツダ RX-8は、2003年5月に発売されました。
654cc×2ローターの「RENESIS」エンジンは、最高出力250PSのハイパワー版と210PSの標準版を設定。
2008年3月にマイナーチェンジを受け、ハイパワー版が235PSに変更、標準モデルは215PSに向上。ATは4速から6速に多段化され、内外装や駆動系にも手が入っています。
低速トルク不足と実用燃費に難があることが指摘されることの多いRX-8ですが、ロータリーエンジンならではの吹け上がりの良さに虜になる人は多く、フリースタイルドアの使いにくさを別にしても手にしたいのならそろそろ最後の乗りどきになっているといえるでしょう。
中古車市場の物件数はそれなりにあり、200万円以下でも「タイプE」、「タイプS」を中心に程度の良い個体も散見されます。