このことから、勝負における敗北はメモ帳に単に勝敗記録が書き込まれるだけでなく、精神的に何か大きな変化が起きてしまうことを暗示させます。
心理学においてこの現象は「勝者敗者効果」と呼ばれており、直近の勝負での勝ち負けが、次の勝負の戦績において甚大な影響を与え、直近で勝った者は次の勝負で勝ちやすく、負けた者は逆に負けやすくなることが知られています。
この効果は自然界で生きる動物たちでは特に強力に作用しており、初戦で負けた動物は実力にかかわらず次の勝負で勝てる確率は劇的に低下することが示されています。
カナダのマクマスター大学(McMaster University:Mac)で行われた新たな研究では、この効果がEスポーツや文章読解力のような肉体を駆使しない分野でどのように働くのかが調べられました。
格下の相手に負け続ける恐ろしい「勝者敗者効果」を人間で確認
第4位:「ママしかおっぱいが出ない理由」を数学的に証明することに成功!
パパはなんでおっぱいでないの?
この疑問を1度は尋ねた人は多いでしょう。
哺乳類において自然環境でのオスの授乳が確認されているのは、ダヤクフルーツコウモリ (Dyacopterus spadiceus)ただ一種でありその他全ての哺乳類はメスだけが授乳を行います。
しかし逆を言えば、オスが授乳するような進化は決して不可能ではないことも示しています。
少し考えただけでも、オスが授乳できるようになることの利点は数多くあります。
たとえば授乳中のメスが死んでしまった場合、オスが授乳することができれば子供を救うことができます。
またオスとメスの双方が授乳可能であることは、栄養供給量の面からみても有利となります。
また哺乳類のどのオスにも遺伝的に乳腺組織があることが知られています。