現在、未知の生命の正体を調べるときには、遺伝子解析が主流となっています。

しかし、この存在のゲノムは既に判明しています。

それはホモ・サピエンスです。

この奇妙な存在のゲノムは100%人間で、遺伝子編集などは全く行われていません。

通常ならば、ホモサピエンスのゲノムが何を作るかは、言うまでもないでしょう。

多少の個人差はあっても、這いまわる小型の多細胞生物などでは「断じて」ないはずです。

しかし近年の研究では、生と死を超えた第3の状態に突入することで、ホモサピエンスのゲノムを持つ生物を、新たな多細胞生物へと変化させることが可能であることがわかってきました。

研究ではここ十数年の研究成果がレビューされており、栄養、酸素、生化学的刺激が与えられた場合、人間やカエルの体が死後に新たな機能を備えた「多細胞生物」に変化できることが示されています。

研究者たちは死の生物学が進んだ結果「生物の死に関する従来の理解や「生命」および「生物」の定義が時代遅れになっている可能性がある」と結論しています。

生とは、死とは、そして命とは何なのでしょうか?

生命には生と死を超えた「第3の状態」が存在すると判明

第5位:格下の相手に負け続ける恐ろしい「勝者敗者効果」を人間で確認

第5位:格下の相手に負け続ける恐ろしい「勝者敗者効果」を人間で確認
第5位:格下の相手に負け続ける恐ろしい「勝者敗者効果」を人間で確認 / Credit:clip studio . 川勝康弘

人気漫画のワンピースで剣士のゾロが世界一の剣豪ミホークにはじめて敗北するシーンは非常に印象的で、2人が口にしたセリフは名言と言われています。

敗北したゾロはミホークにナイフを胸に致命傷になるギリギリまで刺され、負けを認めなければこのままナイフを刺し込み殺すと言われます。

しかしそれに対してゾロは「ここを一歩でも退いちまったら、もう二度とこの場所へ帰ってこれねェような気がする」と言い、ミホークは「そう。それが敗北だ」と返しました。