お金を用いない「ただより高いものはない」の類義語

「ただより高いものはない」とはどんな意味?その用い方や類義語は?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからはお金に関係ない「ただより高いものはない」の類義語を紹介します。

うまい話には裏がある

「うまい話には裏がある」は、自分にとってあまりにも好都合な話を持ちかけられた場合は表に出ない隠れた事情が潜んでいるものだという例えです。

だからこそ、うまい話は疑ってかかれという教訓が込められています。

例えば「絶対に儲かる」という儲け話が来た場合、普通の人は「それなら他人に教えずに自分でやればいいでしょ」と思うものです。
しかし、騙されやすい人は何も疑いません。

結果、騙されて終わってしまいます。
だからこそ、うまい話ほど警戒しなくてはならないわけです。

その点が「ただより高いものはない」と共通したニュアンスと言えるでしょう。

薔薇に棘あり

「薔薇に棘あり」は、美しいバラに棘があるように美しいものには人を傷つける一面があるという例えです。

バラはただ眺める分には綺麗なだけです。
しかし、触れようとすると怪我をします。

転じて、一見すると美しく見えるものにも醜く恐ろしい部分が隠れていることを言います。

その点が「ただより高いものはない」と共通した意味合いと言えるでしょう。