お金に関わる「ただより高いものはない」の類義語

「ただより高いものはない」とはどんな意味?その用い方や類義語は?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからはお金にまつわる「ただより高いものはない」の類義語を紹介します。

安物買いの銭失い

「安物買いの銭失い」は、安いものは品質が劣るから結局高くつくものだということを例えたことわざです。

値段が安いのは家計にとってありがたいものです。

ただ、すぐに故障しては逆に高くついてしまいます。
結果、お金だけを失うことになってしまうわけです。

その点が「ただより高いものはない」と似ているのではないでしょうか。

買うは貰うに勝る

「買うは貰うに勝る」は、何かをもらったらお金はかからないものの相手に借りができて引け目を感じてしまうことを例えたことわざです。

誰かに何かをもらったら一時的には得した気分になります。

ただ、気持ちの負担も一緒に背負わなければならないわけです。
結果、自分で買った方が何にも縛られずに自由にできます。

その点が「ただより高いものはない」に通ずるのではないでしょうか。

安かろう悪かろう

「安かろう悪かろう」は、値段が安いものは総じて品質も悪いことの例えです。

値段が高いものは相応の素材を使用していることもあり、品質も良いです。

もちろん、絶対にそうとは言えませんが、最低限の品質は保たれています。

しかし、リーズナブルなものはそれ相応の価値しかありません。
だからこそ「ただ安ければ良いというものではない」ということを表現したのが「安かろう悪かろう」という言葉となっています。

その点が「ただより高いものはない」と重なるのではないでしょうか。