■ハンドサインで合図

コミケ時の“本気度”がハンパないカフェ・ベローチェ 「顔見たら注文がわかる」伝説は本当か?
(画像=『Sirabee』より引用)

客入りの山は早朝のオープン時とランチタイム、そしてコミケ終了後のタイミング。通常では考えられない数の客が押し寄せるが、店内に大きな混乱は見えない。

「(ヘルプに来る店長)みなさん視野が広く、動くべきことを各自で即判断してくれます。バタバタするタイミングでもみな笑顔を絶やさず、本当に心強い」と山口店長。

普段は客に調理シーンが見えるようカウンター手前で作業を行っているが、この日はカウンター奥にも調理機器を設置し「約5倍のオーダーをこなせる特別仕様」(同社マーケティング本部・小澤さん)。店入口には入店者数をハンドサインで伝えるスタッフも配備し、一人でも多くの客を暖かい店内に迎え入れる。

「私どもにとってもコミケはお祭りです。スタッフもお客様も、みんなで一緒に楽しみましょう、という気持ちで今日明日に臨んでいます」(山口店長)。