児童相談所に相談したところ常習的DVだと判明
更に、嫌な予感が当たってしまいました……。
担当の児童相談所に電話をかけると、相談員さんが「あ~」と言いながらこう続けたのです。「そのお母さんね、お父さんは居るんですけど、ずっとワンオペがつらいって相談を受けてたんですよね。それで、現地調査に向かったんです。」と、ここで話が一旦途切れます。もう、これ以上の嫌な予感は当たってほしくないのですが……。
「お気づきでしょうけど…その子、お母さんからのDVが常習化しているんですよ。何かお母さんの気に入らないことをすると、お腹を蹴り上げてしまうらしいんです。」私は思わず溜め息をつきます。「まぁ、そのたびに私たち相談員に電話をかけて、泣きながら私が悪いんです!とか詫び入れられても対応しきれなくて……。もちろん、相談員として提案はしていますよ?」「その提案は、私も賛成です。」すかさず私が返答をしました。
私が気付くのが遅すぎたくらいだったのかもしれません。なんでこんなことになってしまったのでしょうか?
相談員さんが言う提案とは、事情があって家庭で育てていくのが困難な親子のために、国が定めた児童養護施設に保護してもらうことです。