「朱に交われば赤くなる」の類義語

「朱に交われば赤くなる」とはどんな意味?その類義語は?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「朱に交われば赤くなる」の類義語を紹介します。

水は方円の器にしたがう

「水は方円の器にしたがう」は、人は交友関係や周辺環境によって善にも悪にも染まりやすいということを例えたことわざです。

言葉自体は水が容器の形によってどんな形にでも順応することを意味します。

そのため、影響されるというよりは順応することを指す言葉となります。

ニュアンスこそやや変わってくるものの、その意味は「朱に交われば赤くなる」と似ていると言えるのではないでしょうか。

麻に連るる蓬

「麻に連るる蓬」は、人は善人と交われば特別な教育をしなくても自然と善人に育っていくということを例えたことわざです。

言葉自体は麻は真っ直ぐに伸びるため、その中に混じった蓮も曲がらずに伸びることを意味します。

その点が「朱に交われば赤くなる」と重なるのではないでしょうか。

藪の中の荊

「藪の中の荊」は、人は悪人と交われば勝手に悪人になってしまうということを例えたことわざです。

言葉自体は藪の中で育つ茨は真っ直ぐには育たないことを意味します。

その点が「朱に交われば赤くなる」に通ずるのではないでしょうか。