「メンズコスメ」や「メンズケア」も充実の品揃え
3階は、特に力を入れたというビューティフロア。テーマは「なりたい自分になる」だ。ハンズ初となるテスターバーを設置したり、ポップアップスペースで旬のアイテムを提案したりする。オープン初日からは、中国トップコスメブランド「PERFECT DIARY」のコスメを一堂に集めたコーナーを展開する。
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さらに、最近の若い男性の間で広がるメンズコスメやメンズケアの品揃えも充実。三つの棚を使って展示するほどの力の入れようで、ワックスを試した後に手を洗える設備まである。
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4階はハンズらしさが光る文具フロア。筆記具は約4500種類と圧巻の品揃えだ。面白いのが、筆記具と紙の相性が感じられるスペース。何種類もの「マルマン国産オリジナル筆記用紙」が用意されており、おすすめの筆記具をじっくり試し書きできる。
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5階は「趣味をとことん楽しむ。」というテーマで、トラベルやモバイル、ホビークラフト、アウトドアのフロアとなっている。犬や猫のペットコーナーを充実させたのも、ハンズとしては珍しい取り組みだという。話題の電動バイクやエアテント、プロジェクターなどのアイテムも展示している。
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ハンズとカインズ、一見すると「DIYかぶり」?
6階は「素材の森」というだけあって、約1万種類の木材や素材、アクリル、ネジ、工具などのマテリアルを豊富に揃えた。「都心でここまで揃うのはハンズだけ」という自信を示すほどだ。
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ここで、フロアテーマの「私らしくDIY。」に注目してみたい。実は後述する8階の「カインズ新宿店」と合わせて、今回のリニューアルにおける重要な意味が、この「DIY」に隠されている。ハンズの6階は「私らしくDIY。」を掲げているのに対し、8階のカインズ新宿店は「くらしDIY」を謳う。
一見すると「DIYかぶり」なのだが、カインズとハンズが一緒になった際、「新たなDIY文化の共創」に向けたパートナーとしての活動を宣言している。この点について高家社長CEOは、「DIYのエントリーがカインズで、尖っていてディープなのがハンズ」とわかりやすく説明する。
カインズは、毎日の暮らしを改善するアイテムやサービスを提供し、ハンズは自分だけの特別なスペースや時間を充実させるためのアイテムやサービスを提供する。一人の人間は両方のニーズを併せ持ちながら暮らしの中で使い分けているので、DIY文化の共創は成り立つというわけだ。今回のリニューアルは、「その第一歩がスタートした」(高家社長CEO)ことを意味する。