まとめ

いやいや、そうは言っても「1日3食フランス料理」なんて…、まさかそんな非常識なことは起こらないだろう

と思いますか?

でも、それはやはり認識が甘い。

なぜなら、冒頭に提示した通り、

日本で医療は英米の5倍も売れている(5倍も需要があるわけではないのに)

という厳然たる事実があるのですから…。

つまり、現実にフランス料理は3食売れてしまっているのです。

いや、食事なら「満腹」と言う制限があるので3食ですが、医療には満腹はないので、実際には5倍なので、5食売れていると言ってもいいでしょう…。

これは医療業界において、最大にして最深の闇の部分ですので、なかなか表立って語られることはないのですが、ここを認識せずに、「医師不足」とか、「看護師不足」とか、「ブラック労働」とかを語っても「ほとんど無意味」なのです。

堀江さんにも、誰か教えてあげたら言いんですけど…。まぁ、医療従事者の中でもこの構造的課題をきちんと理解している人は少数なので、難しいのかな…。

以上、「ホリエモンも騙される『医師・看護師不足』の嘘」でした。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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