■はんぺん、そもそもローカルな食べ物だった…?
「白はんぺん vs. 黒はんぺん」のような構図となった今回のアンケートだが、紀文担当者はなぜか感動した様子を見せる。
理由を尋ねたところ、担当者の口からは「そもそも、白いはんぺんは関東でよく食べられていたもので、西日本には『はんぺん自体を食べたこともなければ、見たこともない』という方もいらっしゃいました」と、驚きのエピソードが飛び出す。
続けて、「それが今では『はんぺんは白い』と連想される方が9割を超えるとのことで、はんぺんの認知度が全国に広がっていることを嬉しく思います」「おそらく、コンビニおでんの普及による影響ではないでしょうか」と、笑顔のコメントを寄せてくれたのだ。
今回の調査を受け、黒はんぺんや「静岡おでん」に、改めて興味を持った読者も多いのではないだろうか。
紀文の担当者も「練り製品は地域によって本当にたくさんの種類があるので、黒はんぺんの存在を初めて知ったという方は、ぜひ静岡を訪れた際に本場の味を食べてみてほしいです」とコメントしていたので、ぜひ試してみてほしい。