エギはメジャークラフトのプリプリタコエギと、100均のピンクエギでやっていましたが、アタリがなく、100均のエギに鶏皮を巻くことにします。
胸肉の皮を剥ぎ、冷凍して保存しておいた皮は、すでに溶けていて良い感じです。細い針金をエギのアイに結び、背中に鶏皮を乗せ、グルグル巻き、針の近くで針金を止め、再投入します。
すると、小刻みのシャクリから大きめのシャクリに変えた瞬間、手に重みが伝わり、早めの小刻みに変えていくと、竿先が動かなくなりフッキング。手と腕に重みがずっしりと伝わり、はやる気持ちを抑えながら慎重にやり取りします。
他のお客さんのオモリを釣っている感じで、勘違いするほどの重さです。上がってきたのは、大きいマダコ。隣の常連さんが、「それは良い!」とお褒めを頂き、嬉しい一言に顔もにやけたのを覚えています(笑)。
1kgの良型をキャッチ(提供:TSURINEWSライター・荒木清)
大型が掛かるも残り10mでロスト
鶏皮チューンにしてから、大型のアタリが続きます。1kgを掛けてからすぐの事です。大きくテンポよくシャクっていると、またもや重さが乗ります。すぐには合わせずに、一呼吸置き、乗ったのを確認して、鋭くフッキングします。
すると、さっきのタコより明らかに重い……。腕もシャクリでパンパンですが、タコが乗り、さらに重さが増し、腕が悲鳴を上げていましたが、それも嬉しい悲鳴です。ゆっくり慎重に上げてきます。
残り10mの事です。ラインが船の下に急に入り、「ブチン!」と音がして、一気にテンションが抜け、自分も唖然。タコなら間違いなく大型、人なら400kg位を釣っていた感覚です(笑)。見る前に海に消えていった獲物は、人か?それとも大ダコか?次回、年明けのリベンジを果たしたいと思います。
もう少しのところでラインブレイク(提供:TSURINEWSライター・荒木清)