東京都足立区役所は12月12日、例年7月下旬に開催してきた「足立の花火」を、2025年は5月31日に日程を変更することを発表しました。

 近年の気候変動を踏まえ、観覧者や運営スタッフの猛暑による熱中症等の健康上のリスクを避けるため、また、ゲリラ豪雨や雷、台風による中止のリスクが低いためとしています。

 足立区観光協会が運営する「あだち観光ネット」によると、この決定は今年7月20日に開催予定だった「第46回 足立の花火」が、突然の雷雨の接近により、開始25分前に中止となったことを受けてのもの。

 また、猛暑による熱中症で、不調を訴える来場者が増加し、警備員が救急搬送されるといった事態もあったとのことです。

 こうした事態をうけ、足立区では夏の開催を継続するかどうかを含め開催時期を検討。結果、7月下旬開催から、5月末開催へ変更することが正式に決定となりました。テーマ及びプログラム、交通規制等の詳細については、今後決定次第、改めて告知するとのことです。

足立の花火、開催時期を5月に移行 天候不良による中止や熱中症を避けるため
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 「第47回 足立の花火」は、2025年5月31日、午後7時20分から8時20分の間で開催予定。会場は例年通り荒川河川敷(打上場所は千住側)で、約1万3000発の花火を打ち上げ予定です。

<参考・引用> 足立区役所公式X(@adachi_city)

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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