中に入るとこんな感じ。内側からも公園が丸見えです。それが鍵をかけると…
みごと!スモークがかかって見えなくなりました。ガラスには不透明のフィルムが貼られていて、開錠すると電気が流れてフィルムが透明になるという仕組みだそう。夜間はトイレの中の灯りが街灯代わりに公園を明るく照らしてくれて防犯の役割をしてくれます。
画期的なアイデアのトイレ。海外の方も次々と来て利用したり写真を撮ったりしていました。くれぐれも鍵を閉め忘れることがないよう注意したいものです。
B. はるのおがわコミュニティパークのトイレ代々木深町小公園から徒歩3分の場所にある「はるのおがわコミュニティパーク」のグラウンドにも色違いの透けるトイレがあります。グラウンドの利用者がいないときはこちらのほうが空いているかもしれません。
C. 西参道交公衆トイレはるのおがわコミュニティパークから20分ほど歩いて甲州街道まで来ました。ここは渋谷区の北の端、道路の向かいは新宿区です。西参道交差点の隅にあるのは真っ白な装いのおしゃれなデザインのトイレ。オリーブが植えられていてまるでギリシャに来たかのようです。行ったことないけど。
デザインした藤本壮介さんは「トイレとは都市における水場」であり、人々が寄り集まる器をイメージしてこのトイレをデザインしたそうです。器には様々な高さの蛇口があり、コンセプトを活かしつつ子供も大人もだれもが使いやすいような機能性も考えた設計になっています。
入口の照明が夜は街灯代わりになります。壁が白いことで建物全体も明るく町を照らすような役割を果たしてくれます。ただ南国風という理由で白いわけではないんですね。白は清潔を象徴する色でもありこの後のトイレも白いデザインのものが多くあります。